老化?病気?見極めましょう!
物忘れを「年齢のせいだから仕方ない」と考える人は少なくありません。しかし、老化に伴う物忘れと、脳の病気の認知症とは、症状が違い、治療が必要かどうかも異なります。当院では、丁寧なヒアリングと先進機器を活用した検査により、物忘れの原因を突き止め、必要な治療を提供いたします。
症状 SYMPTOMS
- 人の名前が思い出せない
- 服装や身だしなみに気を遣わなくなった
- 暗証番号を忘れてしまった
- 長年習慣にしてきたことができない
- 記憶が抜け落ちている
- 忘れていることに気づかない
- 怒りっぽい
- 時間・空間(場所)が分からない
- 疑り深くなった
- 何度も同じことを繰り返し言う
など
代表的な疾患 DISEASE
- アルツハイマー型認知症
- 前頭側頭型認知症
- 脳血管性認知症
- 特発性正常圧水頭症
- レビー小体型認知症
- 慢性硬膜下血腫
など
加齢による物忘れと認知症の違い
加齢による物忘れは、記憶以外の問題が見られず、日常生活に大きな支障をきたすことはありません。
一方、認知症は症状が進行するのが特徴で、日常生活に大きな支障が生じます。
加齢による物忘れ | 認知症 | |
---|---|---|
原因 | 脳の老化 | 脳の病気 |
特徴 |
・記憶の一部を忘れてしまう ・きっかけがあれば後から思い出すことができる |
・記憶したことをすべて忘れてしまう ・きっかけがあっても思い出すことができない |
物忘れに対する自覚 | あり | なし |
症状の進行 | すぐには進行しない | 徐々に進行する |
日常生活への使用 | ほぼ支障なし | 様々な支障あり |