頭痛について
頭痛の種類や
気になる頭痛について…
頭痛と一緒の生活なんて
考えられません
頭痛に悩まされていると、生活の質が低下してしまいます。また、生命を脅かす病気が原因になっているケースもあり、我慢や自己判断は禁物です。当院では、丁寧な診察と先進機器を活用した検査により、患者様の頭痛のタイプや原因をしっかり診断するのが特徴です。その上で、生活習慣の改善を含めた治療を提供いたします。
症状 SYMPTOMS
- 突然、激しい頭痛がする
- 頭痛がひどくなってきた
- 経験したことないくらい頭が痛い
- 頭痛薬が効かない
- 手足のしびれが伴っている
- 決まった時間の痛み
- 目の奥に痛みを感じる
など
代表的な疾患 DISEASE
- 片頭痛
- くも膜下出血
- 緊張型頭痛
- 脳出血
- 薬物乱用頭痛
- 脳腫瘍
- 群発頭痛
- 脳動脈解離
- 三叉神経痛
など
頭痛の種類
頭痛は、慢性的に起こる「一次性頭痛」と
突発的に起こり激しい痛みを伴う「二次頭痛」の2つに分類されます。
一次性頭痛 | 二次性頭痛 | |
---|---|---|
種類 |
・緊張型頭痛 ・片頭痛 ・群発頭痛 ・薬剤の使用過多による頭痛 |
・くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、脳動脈解離などの病気に伴って起こる頭痛 |
特徴 |
・慢性的に起こる頭痛 ・毎日同じ時間帯や、長期的に繰り返し症状が出ることがある ・検査を行ってもはっきりとした原因が分からないケースが多い |
・突発的に起こり、症状が徐々に進行する ・検査によって何らかの原因が見つかる可能性が高い |
治療 |
・投薬療法 ・生活指導 |
・原因となっている病気の治療 |
主な疾患
- 片頭痛
血管が拡張して、ズキズキとした痛みが生じます。主にこめかみから目のあたりが発作的に痛み、痛みは4時間~数日間続きます。また、痛みが起きると、光や音、においに敏感になるのが特徴です。女性ホルモンと関連があり、20~40代の女性に起こりやすい頭痛です。
- 緊張型頭痛
後頭部から首すじにかけて、重苦しい感じや頭を締めつけられているような圧迫感が起こります。片頭痛のようなズキズキする痛みや寝込んでしまうような強い痛みは、通常見られません。時々起こる「反復性緊張型頭痛」とほぼ毎日起こる「慢性緊張型頭痛」の2タイプがあります。
- 薬物乱用頭痛
片頭痛や緊張型頭痛で悩んでいる人が、頭痛の治療薬を過剰に使用することで起こる頭痛です。頭痛の頻度が徐々に増え、やがて連日のように頭痛が起こるようになります。薬の使用を止めることで、7割の方は症状がおさまるとされる一方で、3割の方には再発が見られます。
- 群発頭痛
目の周囲、前頭部、側頭部にかけての激しい頭痛が、数週間から数ヵ月にわたって頻繁に起こります。睡眠中に痛みが起こりやすく、目の充血や涙目、鼻水や鼻づまり、まぶたが下がる眼瞼下垂(がんけんかすい)などの症状を伴うことが多いのも特徴です。
- くも膜下出血
脳動脈瘤(りゅう)と呼ばれる血管のこぶが破裂して、脳の周りにあるクモ膜下腔と呼ばれる空間に出血が起こった状態です。何かで殴られたような激しい頭痛や吐き気などの症状が現れ、死亡率が非常に高い疾患でもあります。手術で生命が助かっても、多くの場合は後遺症が残ってしまいます。