部位 | MRIで見つかる 代表的な病気 |
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脳・頭部 | 脳卒中、脳腫瘍、脳挫傷、水頭症、変性疾患など |
脊椎・脊髄 | 椎間板ヘルニア、変形性頚椎症、変形性腰椎症、脊柱管狭窄症、脊椎脊髄腫瘍 |
四肢 | 変形性股関節症、変形性膝関節症、骨折 |
- 脳の検査
脳やその周辺の組織に脳卒中や脳腫瘍などが見られないか、水頭症や変性疾患などの異常がないかを確認します。また、特殊な解析ソフトを使って海馬の委縮を見ることができます。脳の中の「海馬」は記憶を溜めこんでおく記憶の貯蔵庫であり、アルツハイマー型認知症の特徴として、その海馬が委縮して物を覚えられない、思い出せない、忘れてしまうことが増えてきます。
- 脳血管の検査(MRA)
血管を立体画像として映し出すことで、動脈硬化や動脈瘤などの症状がないか、血管が細くなったり形状が異常になったりしていないかなどを確認できます。
- 脊椎・脊髄の検査
手足のしびれや麻痺の原因になる脊髄の病気や、脊髄神経を圧迫する脊椎や椎間板の異常がないかを確認します。
- その他
脳や脊椎以外にも、股関節や膝関節などの検査も可能です。異常が認められる場合は、必要に応じて専門の診療科へ紹介いたします。